先日、「ガイアの夜明け」で富士山登山とキャニオニングを特集していました。
参加しているのは若い女性ばかりで、
みんないきいきとしたいい表情をしています。
キャニオニングはフランス・シャモニーで。
シーカヤック、リバーカヤック、沢登りも体験済み。
ラフティングも一度は体験してみたいです。
最初から最後までバテバテで、
かなりどうしようもない状態だった富士山登山。
少しでも参考になればということで、
登山記をここに。
1日目。
朝8時半頃、新宿発の高速バスに乗り込む。
途中で少々渋滞して、12時半頃富士山五合目着。
どこを見ても人・人・人。猛烈に混んでいる。
何が彼らをここに呼び寄せたのだろう……
なんて、自分のことを棚にあげて思ったりして。
軽くお昼ごはんを食べて、1時10分に五合目出発。
服装は、長袖Tシャツ、パタゴニアの花柄ショートパンツ(化繊)、
CW-X、ゲーター、帽子。
歩き始めて数分、明らかに体が重い。
毎度毎度同じことを言っているのは、
またまたトレーニングをサボってしまったから。
マンションの階段を上り降りするトレーニング、
案の定3日坊主になっていたんですね。
1時40分、六合目着。
森林限界を越えつつあるのか、
まわりは土・石・岩など茶色い世界に変わっている。
景色が気持ちを上げてくれるということもなく、
もうこの時点でバテバテ。
その後は状況変わらず。
見かねた夫がザックを持ってくれて(末期)
ずっとバテ続けたまま、8合目の上のほうにある
本日の宿泊地「元祖室」に17時半に到着。
靴を脱ぐ時、歩くことから開放された嬉しさに泣きそうになった。
「夕食は18時です」と言われて、寝る場所に誘導される。
うわ、なんじゃこりゃ。中はキレイだけど、相当な寿司詰め状態だ。
寝るスペースは二人で布団1枚分くらい。
隣は知らない女性(小屋側が気を遣ってくれた)でした。
聞くところによると、これでもかなり環境が改善されたらしいです。
夜中1時にご来光目指して出発するため
夕食前にしばらく横になった。
が、しばらくして頭が痛くなってきた。
横になると呼吸が浅くなり、高山病の症状が出やすくなるのだ。
頭痛薬を飲むのはあまり良くないらしいので、そのまま我慢。
よし、時間になったので夕食を食べるとしよう。
あつあつのカレーライス。味はなかなか。
添えられたお茶が美味しくて美味しくて
ここまで来たのも悪くないかも、と思った。
食後、すぐにでも寝たいのに、
気が高ぶっているのか、どうにも眠れない。
外の空気を吸いに出たら、遠くで稲光。
繰り返し、繰り返し、雲の中が光っていた。
2日目。
夜中1時に小屋を出発。
ここからは頂上を目指す人達で大渋滞。
歩いている時間よりも立ち止まっている時間が長く、寒さがこたえる。
寝不足のせいもあるのかもしれない。
雨具の上下を着て、中にフリースを着こんだ。
明け方4時半。日の出時刻になった。
が、私たちは大渋滞に巻き込まれたまま、まだ9合目あたりにいた。
頂上でご来光を見ることをさっさと諦めて、
広くなっているところに座り、
寒さを防ぐためにツエルトを体に巻く。
ホッカイロも貼っているけれど、全然足りない。
行きのバスで一緒だった男性は
Tシャツに雨具しか持っていないと言っていた。
今頃この寒さをどうしのいでいるんだろう。
睡眠不足と疲れもあって、うつらうつらしていたら
少しずつ空が白んできた。いよいよだ。
世界のはじまりに立ち会ったよう。
あたりがすっかり明るくなり、再び歩きはじめる。
またまた渋滞に巻き込まれて、のらりくらり。
6時20分、頂上着。

ぼへー
やっとついた、と、感動するのはまだ早い。
こちらの目的は頂上郵便局で風景印をもらうこと。
お鉢のふちを30分ほど歩いて、郵便局へ。
写真を撮るために、富士山の最高地点の剣ヶ峰(測候所の跡地)
をめざして、さらに歩く人たちを横目に見つつ、
私たちはここをゴールとする。
8時すぎに下山を開始して、
11時半すぎに5合目に戻りました。

こけももソフト
富士山は景色を楽しめるというわけではないので、
同じくらいのスキルの友達と一緒に
わいわいゆるゆる登るのが楽しい山です。
途中で、夫が以前所属していた山岳会の女性がガイドをしている
女子だけのツアーに会ったら、
参加者はみなさんとても楽しそうで。
うわー。いいなー。仲間に入りたい。と思ったのでした。
戦利品。
もらってきましたよ。(泣)

五合目郵便局

頂上郵便局
山つながりでおまけ。
夫が黒部川の沢登りのお土産にくれた
かっぱモチーフの黒部源流バッヂ。
ピッケルとザイルと魚を担いでいます。
体がミイラみたいでちょっとこわいよー。
サンショウウオとの遭遇記念写真。
